小さいときや若い時の、経験や体験というものは本当に大事だと思います。
良くも悪しくも、いろいろな経験や体験があると思います。
『司法書士』という専門職の『現場』のエピソードで、
これは若い世代の方々にお伝えしておきたいな・・・
というようなことがいくつかあります。
企業の社長さんのたった一人の深い思い、
借金問題を背負ってしまった家族の中の小さな子供の抱える思い、
相続とがいざ起こったとき いつもあるものがそこにない・・・、
元気だった親が認知症になった 茫然とする苦しみ
将来社会に出られる際に身に付けておかないと本当に損してしまうこと、
社会で立派に成功されておられる方々の考え方や習慣、感覚がどんなものなのか、
逆にうまいこと行かなくなるときはどんな風に滑り落ちていってしまったのか、
時々に、何かご縁があって機会があるときは、こちらも赤裸々になってお伝えしていますが、
若い世代の方は、素直でいいな、と思うことがほとんどです。
依頼者の方が、話をしてほしいと、ご自身の子供さんを連れてこられることも何だか多いです。
完全にボランティア状態ですけど、思わず時間を忘れて話してしまう所を見ると、
そんなことを伝える事自体、とても好きなのかもしれません。
表面的な反応は、
恥ずかしがったり、聞かないふりをしてみたり、
いい子に必死になってみたり、いきなり素直にそのまま聞いたり
その子その子本当に人それぞれです。
こちらが一生懸命お伝えしているときに、その子の素朴な表情が垣間見える時があります。
子どもって、本当に素直やな、いいな、と思います。
一筋縄ではいかない問題をかかえておられる
子供さんにもたくさん出会ってきましたが、
こればかりは、
家族で環境や空気をかえていくことと、本人さんやご家族の地道な努力しかありません。
どの子供さんにも、本当に素晴らしくなってほしいと思っています。
今までの経験で、
どの子供さんも、その『素晴らしい資質』は埋もれていると
確信しています。
『司法書士』という職業を通じて、
ほんとうにたくさんの方々の人生に関わらせて頂いていますが、
自分自身も含め、自分を含めた周りが、より健やかに明るくなっていくことを願っています。
ありがとうございました。